今までに一番リピートした曲って聞いて、一番最初に思い浮かんだのがBill Evansのワルツフォーデビーなんですが、村上春樹みたいに、ジャズを語れる程の文才もないので、普通に邦楽を選びました。ミスチルの「my confidence song」です。
大ヒットシングル「innocent world」の収録曲
「innocent world」(イノセント ワールド)Mr.Childrenの5枚目のシングル。1994年6月1日に発売。
「イノセントワールド」は言わずと知れた名曲ですが、そのイノセントワールドの裏で、ひっそりと隠れた「もうひとつの名曲」が、僕がおすすめする「my confidence song」なのです。
この曲、実は演奏時間がとても短く、なんと1分55秒しかありません。
「いやいや、演奏時間がもっと短い曲は山ほどあるよ」という声が聞こえてきそうですが、ミスチルのシングル収録曲の中では一番短いと言われており、またこの短さこそが魅力でもあります。
短いから何度も聞けるし、歌詞も秀逸
文字通り、短いからリピートしやすいんです。
それにこの曲はギター弾き語りで、音の情報量がすくない事もあり、耳が疲れません。これはかなり大きなポイントです。そして何よりも歌詞、そう、歌詞が魅力的なんです。
マシンガンみたいに僕を責めて
愛しき人は去れど
あどけない日の面影に
すがれば傷つくだけ
歌詞だけ見るとなんか悲しい感じの歌詞ですが、優しいリズムと桜井さんの爽やかな歌声で、聞いていてものすごく心地いいんです。
どこか、なにかを悟って諦めているような詩も、押し付けがましいメッセージ性があまり感じられず、変に考えこまずに流し聞きできる。
そう考えるとこの曲はもう、リピート再生するために作られたといっても過言ではありません。いやほんとに。
という訳でみなさん、ミスチルの「my confidence song」ぜひぜひ聞いてみてください。